クリスマスですね、、、
お久しぶりですー
週一回はブログを書いて記録を残さないと、と思いながら面倒臭くて放置してました笑 反省。
もうあれやこれやで任地に来て1ヶ月半くらい経ちました!
この前は久し振りに大都市コトヌーにあがり自転車や調味料(本当に調味料の偉大さを感じております)等々を買いだめて来ました。
※2年間の相棒です。2年間持てば良いですが、、
初めてコトヌーにきた時は、正直しょぼいなーと思っていましたが、一度何もない任地アジョウンを経験するともはや大都会。2年後日本に戻ったらどうなることやら、、
アジョウンでの生活はもうリズムが出来てきました。
朝6時くらいには起きて、7時過ぎくらいにスワインという僕の大好物(ただの揚げパン、20円)とコーヒーを飲み、7時半くらいから畑に行き、昼帰ってくる時にパットと魚(40円)を食べ、家でひと休憩し元気があれば午後も畑に行き、帰ってきて夕飯を作ってます。
※スワイン一個5円。コレステロールが、、
最近はビールをケース、24本で安く買える場所を知り、タバコも安く買える場所も知り(一箱50円)、この前コトヌーに上がった時にウイスキーも買いだめして満足しております。クズのような人間ですね。
というわけで何不自由していない生活です。
日本のニュースやSNSを見ると年末なんだーって感じますが、如何せんこちらはずっと暑くて、年末感が全くありません。強いて言うならこの前幼稚園のクリスマス会のようなものが催されてて、サンタを見た際に「あっそんな時期か」って感じたくらいです。
さて、活動の方ですがこの前のブログに書いたようにgouteとglaを主な活動地域にしてます。
特徴としてはざっと以下の通り
【gouti】
・アジョウンから北に自転車で15分くらいのところで、大きなウエメ川に隣接する湿地の地域。
・6月くらいから10月くらいの間は雨季による川の増水で畑は水の中だが、そのおかげで減水の際は土が肥沃になり、農業に適している。
・主な作物は米、唐辛子、キャッサバ、豆、マイス、さつまいも。特にこの地域では過去に稲作のプロジェクトがあった事もあり、広大な土地で水稲の栽培が行われている。
・農民は基本的には個人で農業を行い、収穫した際は仲買人がきて買取り、さらにちょっと北のマルシェもしくはナイジェリアに輸出している。(米の農家たちは一応グループを形成している)
【gla】
・アジョウンから南に自転車で20分くらいのところで、大きなウエメ川に隣接する湿地の地域
・基本的にはgoutiと同じ。
ただし、
・米の栽培はしていない。
・農家一人当たりの農地はgoutiよりも大きい。
・さらに南にある市場までは歩ける距離なので仲買人を介している農家は少なく、自ら市場に出荷している。
てな感じです。
※気候としては2回雨季がある感じ
前回の記事で活動内容は
「農業技術、知識の伝達」
「作物販売の効率化」
「作物貯蔵施設の制作」
こんなことを考えてるよーとお伝えしましたが、ちょいと詳し目に。
まず「農業技術、知識の伝達」
具体的なところを詰めていませんでしたが、今ちょうどやっているのが「農薬の適切な使用方法を伝える」ことです。実際農薬とか全く知らなかった僕が伝えられるかと言ったらあれですが、頑張って勉強してます。
農家の人々は道端のおばちゃんが売ってる農薬をなんとなく買い、なんとなくまいてる感じが分かったので、とりあえず道端で売っている農薬の主成分、効果を調べ、各作物の害虫を調べ、使用方法を解読し、まとめてます。
なので、来週からは農家に行って、それを直接伝えて反応を探ってみる予定です。
そもそも論として農薬使用の是非の問題があるのは承知ですが、いきなり外モノが来て「農薬は環境、土壌に良くないから、農薬を使うのはやめよう!」とか言っても、実感からして伝わらないので、まずは現状、適切に使用していない農薬使用を改善しましょう、というところから始めようかなと思ってます。
※怪しげな色をした農薬たち
次に、と言いたいところですがちょっと長くなったんで残り2つはまた今度と言うことで(面倒くさがり)
来週からはついに北のgoutiで稲作グループと一緒に稲作ができる予定なので非常に楽しみです。
年内にあと一回は更新したいなと思ってますー
それではメリークリスマス!
配属1ヶ月の活動報告
Bonsoirと村人に言いまくること、はや1ヶ月。
(ちょっと盛ってるかもだけど1日100回くらい言ってると思う。)
1ヶ月ごとの契約で買ったWiFiルーターが自動的に切れたので、一ヶ月経ったことを知りました。
はじめ来た時は1ヶ月持つかなー笑 って感じだったアジョウン村ですが、探検すればするほど面白い場所、面白い人を見つけて飽きてないですね、まだ。
※農家のおばちゃん達にはモテてます
そんなこんなで1ヶ月の経過報告です。
【1ヶ月目–結果報告】
カウンターパートが週に一回くるって行っときながら全然来ない、、ので、一人で散策してました。
主に散策の目的としていたのは。
①アジョウン市の地理の把握
②農家訪問、知り合い作り、問題把握
③基本的な作物状況の把握
④活動対象地域の選定
ってな感じです。
①に関しては歩き回ってメインどころは抑えられたかなって感じです。
全部は行けてないけども、一旦新規開拓はやめとこうかなと(休日にでも散歩がてら行く感じで)
②に関しては手当たり次第、畑に行って、一緒に活動できそうな人を探して話を聞いてました。
珍しい外人という事もあって、すぐに興味を持っていただけるので知り合いはなかなか増えてます。
でも1番のネックが現地語しか喋れずフランス語が喋れない農民が結構いる事です。農家の人は年齢層が高く、一昔前の人は学校に行かなかった(行けなかった)ためフランス語が分からない人が多いとのこと。
僕が現地語を一生懸命勉強すればいい話なんですが、現実問題難しいと感じてます。ゆとりです。
なので、どうしても話したい人がいるときはそこら辺の子供を買収し(お金はあげてません)通訳として活躍してもらってます。
③に関しては、畑をみて、農家から話を聞いて作物の種類、サイクル等は大体理解できました。
アジョウン市は高低差が激しいので、河川の増水に伴って場所によって作物栽培に適した時期が違ってくるので、もう少し調査したいところ。
④は一番の目的でしたが、何とか8割くらいは決まりました。
選定基準はざっくりいうと「頻繁に行ける地域」「協力的な農家さんがいる地域」「自分が手助けできそうな問題を抱えている地域」です。
決まりかけている地域の名前はgoutinとglaという場所です。名前だけ言ってもあれなんで次回はこの2つの活動地域のご紹介をしますね。あとは、標高の高い地域にいる小規模農家さんも活動対象に決めました。
そして肝心の活動内容ですが、しっかりとは決まっておりません、、、
現実的であるのは
「農業技術、知識の伝達」
「作物販売の効率化」
「作物貯蔵施設の制作」
の3つだと今は考えてます。これも今度詳しく説明させていただきたいです。
なんとも長ったらしいつまらん文章になりましたが1ヶ月の活動報告でした。
※最近農家訪問の際にご提供いただくソダビ(ヤシ酒)で締めます。
でわでわー
農家巡回&優しい農民探し
こんにちわー
3週間経ちましたね、、時間が経つのが早いこと、、
先週末、無事にcommuneアジョウンの農業組合のボス達に会えて、僕の紹介をしていただけて良かったという報告から。
さて、いきなりですが僕がJICAから託された要請内容は、
1、地域住民の作物生産状況の把握
2、開発支所に現場状況を報告し、課題と対応策を共有
3、農家を巡回して、農民対象に収入向上、生活改善に結びつく啓発活動の実施
ってな感じです。
ざっくりいいますと、自分で現場(農家)に赴き、問題を把握して、対応策を考え実施し、少しでも農民の生活を改善しろってことですね。
前任者の報告書を拝見すると、作物生産状況の把握、農民グループの把握、新品種の導入、農業技術の普及、等々をやられてきたみたい。
そもそもなんですけど、僕、農業の初心者でして。
派遣前に日本で3週間ほど農業体験したくらいしか農業知らない人間です笑
じゃあ何ができるか?
ない頭で今色々考えてます。
農民の口から出てくる不満、不安、問題点はバラエティに富んでおり、問題点を見つけるのには苦労してません。
活動案はいろいろありますが現実味を帯びてからお伝えできればと。
今は、とにかく農家を巡回、ヒアリングの毎日です。
今までは住んでいる近くの農家をちょくちょく訪問してましたが、今週から活動範囲をちょいと広げて北のgoutiという地域に行ってます。(地図の星のあたり)
家のまわりは、まばらに農家さんがいる感じだったんですけど、このgoutiにはまとまって農家がいたんです!
もっと早く気づいていればよかった、、、
この地域は標高が低く、雨季には水に沈んでしまうのですが、そのおかげで水が引いた後は土壌が状態が良く、非常に作物栽培に向いているんだと。
また、販売用の作物を作っている人が多く(稲作もやってます)、農村グループを作っている人も多く、土地が大きめで調査地域としては今までで1番いいなって感じです。
1日のスケジュールは朝7時過ぎに農村に行き、フランス語を話せて、優しめの農民を片っ端から見つけて、話を聞き、11時くらいに家に帰る。昼食、お昼寝、仏語の勉強をして、15時くらいから日暮れまでまた農村に出て同じことをする。みたいな感じでです。(お昼の時間は暑くて農民がいません。あと自分の体力も持ちません。)
※帰宅時の夕日が綺麗なこと
仲良くなるコツとしては、とにかく一緒に農作業をやり、一生懸命農作業をやってる感を出す。あとは現地語を話す努力をする。共通の知り合いの話をして親近感を持ってもらう。
如何にして「相手にしてやってもいい小僧」のイメージを与えられるかが肝心ですね。
※現地語の通訳者をゲットしました。大きな収穫。
配属から1ヶ月間は自転車に乗れない決まりなので、移動範囲が限られてますが、もうちょいで自転車解禁ということで、南にも足を伸ばして、活動対象農家を決めていけたらと思ってます。
農家になりたくてベナンに来たわけではないので、「2年間農作業をしてました」っていう結果にだけはならないことを祈って活動してる今日この頃。
でわでわー
先輩隊員アジョウン来訪
こんにちわー
3週間が経とうとしてますね。
アジョウン村には慣れて来ました、、とても小さいんでね笑
タイトルの通り、今週末は同じベナンにいる先輩隊員がアジョウンに来てくれましたー!
結論から言うと、楽しんでいただけたようで本当に良かった!!
川のクルーズをして
散歩して
子供とたわむれて
ミサに行って
たらふくお酒を飲んで終わりました。
先輩隊員いわく、ベナン隊員の任地の中でも田舎だそうです。
空気が綺麗で、星が綺麗。
でも25年間都会で生きてきた身からすると断然都会がいいですけどね笑
でも、改めてアジョウンの魅力を知り、良い息抜きになり良かった!(平日も相当息抜きしてますが、、)
でわでわー
活動報告 &アジョウン開発支所始動!
こんにちはー。
アジョウンに来て今日で2週間が経ちました。
前回からの活動の進捗はというと、、特筆すべきものはないです笑
でも、この前2度目の川渡りの末に販売用作物(キャッサバ、マイス、ピーマン等々)を栽培している大きめの農家に会って、作物別農業組合の存在をついに確認できました。あとは組合の活動や意義等々もヒアリングさせてもらいました。(今度詳しく説明できればと)
あとは2週間に1回程度でピーマンの組合の話し合いがあるといことなので参加依頼もちゃっかりさせていただきました!
しかも、昨日は友人に連れていってもらって。100ha近い土地を持つ、この地域でも有数の農家を訪問させていただきました。やはり余裕があるからか、おもてなしが凄まじかった、、
灌漑施設も加工施設も整っていて、もはや僕の活動の対象外なのかなーって感じました。
農家と一言で言っても様々あることを感じられて良かったですけど。
※これでもかってくらいオレンジを頂きました。
※広大なスイカ畑
そして今日は念願のCPに会う日!!
久しぶりに事務所に行ったら、なにやら職員らしき人々が10人以上!
何事かと思ったらアジョウン開発支所の今後の活動方針を決めるための会議が開催されるとのこと。
正直言って、こんなに人いたんだって感じです笑
※事務所前にこんなにバイクが止まってて思わず写真を撮ってしまった
農業省の組織編成に伴いこの職員の人たちも何から手をつければって感じなんだそうです。
ともあれ、CPとの話し合いで「農業組合の会議的なものにまずは参加させてもらい、農家の人たちと話して現状や問題を知りたいっ!」ってお願いしたら、すぐにアジョウン地区の農業組合のボスとコンタクトを取ってくれて連絡先を交換して、明後日組合の同僚に紹介いただける約束ができました。
この2週間を通して感じるのは、何にもわからない日本人が活動を進めるには「如何にして人のコネを使っていくか」に尽きるってことですね。
活動のスピードが遅いのは承知ですが、焦らずに少しずつやってきますー
ちなみにこの前の土曜のサッカーの試合で速攻足痛めました、、、もう、若くないんだ自分。
ではではー
活動開始!?
こんにちは!
アジョウン村に来て約10日ほど経ちましたー。
前回の記事で書かせていただいた通り、配属先に人がいないという現状は何も変わっちゃおりません、、
今週は結局CPに会えたのは月曜日だけ笑
同期の隊員でも同僚に構ってもらえないとか、仕事がないという話は聞きますが、そもそも同僚がいないのは俺だけなのでは、、、
そんなこといっても始まらんので村を徘徊しております。
でも、収穫はというと意外とあるもんです。
先輩隊員から紹介してもらった現地の優しい人(僕の拙い仏語を許容してくれる人)とどこかしら訪れてまずは活動上関わりがありそうな人にあって話を聞いたりしてます。
川をbacという渡し舟のようなので渡り農家を訪れ話を聞いたり、ナマズの養殖している人に話を聞いたり、大きめの農家に会う約束を取り付けたり、とにかく知り合った人に知り合いを紹介してもらい出来るだけ多くの農業・漁業関係者を中心に会うようにしてます。
そして、愛しのCPが来週火曜日にくるということもわかり一安心。農家に一緒にいける喜びがデカい。
そのときに農家グループの存在の確認できて、CPがいない時に一人で行っても受け入れられる雰囲気ができれば理想的ですね。
※川の向こうから見るウエメ川
※記念すべき初ベナン畑
今週の反省としては体力のある限りもっと多く村に出なくてはいけないと感じます。
調べ物をするという程で家にいる時間を極力減らさなくては、、
今の時期は行動しただけ村、人を知ることができる時期なのでね(自戒の念を込めて書いてます)
農家は土日も働いているみたいなので平日休んだ分、土日に活動してきます。
不安をあげたらキリないですが、落ち着いて気を張りすぎずやっていきますー
そして、土曜の朝は毎週サッカーの試合があるので(めちゃくちゃハード)非常に楽しみ。
知り合いを増やすという名目で楽しんできます。
でわでわー
配属先のいろいろ
任地に配属されて1週間が経ちましたー。
今日は僕の配属先についてちょいと紹介させていただきます!
配属先はアジョウン村の村落開発支所と言うところの農業関係の部門になりました。
ただし、ここで大きな問題が、、、近年、パトリス・タロンという新大統領に変わり行政改革が行われ、今まで各村にあった農業支所を集約することになったため、現在アジョウン村に農業関係の職員がいないらしいとのこと、、、
とは言っても、さすがにそんな誰もいないところに派遣はされないだろーっと思い朝8時に事務所に行くと、、、、、はい。誰もいない。そもそも鍵がかかって入れない。支社の前で本を読みながら待つこと約2時間。人が来たーー!食いつくように身元確認すると、彼は上司の運転手らしい。とりあえず働いてる人の電話番号をきいて電話しまくると、僕のカウンターパート(2年間面倒を見てくれるらしい人)らしき人に繋がり一安心。
※アジョウン村落開発支所
※左側の机が一応僕のもの
結局このCPに会えたのはその3日後でしたが、この人英語も仏語も喋れて、非常に面倒見が良さそうで完全に放置される2年間ではなくなりそうで本当に良かった。
ただし、僕のCPはアジョウン村を含めた4つの村を管轄するみたいなので週1、2回しかこれないとのこと。よって週3、4日は自分だけで活動を見つけていかなければいけないんです。
まぁ、それがやりたくてコミュニティ開発という職種に応募したんで想定内ではあるんですが、とにかくまずは農家を含めたアジョウン村全体を知ることが先決なので、村民に片っ端から会って話まくることからやってます。
ではでは。