農家巡回&優しい農民探し

こんにちわー

 

3週間経ちましたね、、時間が経つのが早いこと、、

 

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先週末、無事にcommuneアジョウンの農業組合のボス達に会えて、僕の紹介をしていただけて良かったという報告から。

 

さて、いきなりですが僕がJICAから託された要請内容は、

1、地域住民の作物生産状況の把握

2、開発支所に現場状況を報告し、課題と対応策を共有

3、農家を巡回して、農民対象に収入向上、生活改善に結びつく啓発活動の実施

ってな感じです。

 

ざっくりいいますと、自分で現場(農家)に赴き、問題を把握して、対応策を考え実施し、少しでも農民の生活を改善しろってことですね。

 

前任者の報告書を拝見すると、作物生産状況の把握、農民グループの把握、新品種の導入、農業技術の普及、等々をやられてきたみたい。

 

そもそもなんですけど、僕、農業の初心者でして。

派遣前に日本で3週間ほど農業体験したくらいしか農業知らない人間です笑

 

じゃあ何ができるか?

ない頭で今色々考えてます。

農民の口から出てくる不満、不安、問題点はバラエティに富んでおり、問題点を見つけるのには苦労してません。

活動案はいろいろありますが現実味を帯びてからお伝えできればと。

 

今は、とにかく農家を巡回、ヒアリングの毎日です。

 

今までは住んでいる近くの農家をちょくちょく訪問してましたが、今週から活動範囲をちょいと広げて北のgoutiという地域に行ってます。(地図の星のあたり)

 

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家のまわりは、まばらに農家さんがいる感じだったんですけど、このgoutiにはまとまって農家がいたんです!

もっと早く気づいていればよかった、、、

この地域は標高が低く、雨季には水に沈んでしまうのですが、そのおかげで水が引いた後は土壌が状態が良く、非常に作物栽培に向いているんだと。

また、販売用の作物を作っている人が多く(稲作もやってます)、農村グループを作っている人も多く、土地が大きめで調査地域としては今までで1番いいなって感じです。

 

1日のスケジュールは朝7時過ぎに農村に行き、フランス語を話せて、優しめの農民を片っ端から見つけて、話を聞き、11時くらいに家に帰る。昼食、お昼寝、仏語の勉強をして、15時くらいから日暮れまでまた農村に出て同じことをする。みたいな感じでです。(お昼の時間は暑くて農民がいません。あと自分の体力も持ちません。)

 

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※帰宅時の夕日が綺麗なこと

 

仲良くなるコツとしては、とにかく一緒に農作業をやり、一生懸命農作業をやってる感を出す。あとは現地語を話す努力をする。共通の知り合いの話をして親近感を持ってもらう。

如何にして「相手にしてやってもいい小僧」のイメージを与えられるかが肝心ですね。

 

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 ※現地語の通訳者をゲットしました。大きな収穫。

 

配属から1ヶ月間は自転車に乗れない決まりなので、移動範囲が限られてますが、もうちょいで自転車解禁ということで、南にも足を伸ばして、活動対象農家を決めていけたらと思ってます。

 

農家になりたくてベナンに来たわけではないので、「2年間農作業をしてました」っていう結果にだけはならないことを祈って活動してる今日この頃。

 

でわでわー